2021.10.08JAPAN BLUE JEANS
JAPAN BLUE JEANS 定番のカットソー「インレイ」。
ジャパンブルー社内にも愛用者は多数存在。
多くの人を魅了するインレイの魅力とは?
我こそはインレイ愛用者だというスタッフに話を伺いました。
長く着てもらいたい。そんな他にない生地を作りたかった。
STAFF
01. 岸本
(JAPAN BLUE JEANS ブランドディレクター)
(株)ジャパンブルーの生地部門コレクトの営業として15年従事したのち、
2012年よりブランドディレクターとして、JAPAN BLUE JEANSを立ち上げる。
生地営業時代の幅広い生地の知識と、常識にとらわれない発想で、
コートジボワール綿やエシカルプロダクト、バナナデニムなど、
新しいデニムの形を常に展開している。
20年以上バナナを毎朝欠かさず食べるほどのバナナ好き。
―― 岸本さんがインレイの生みの親なので、率直にお聞きしたいのですが、
いくつもカットソー素材がある中でなぜこの肉厚なインレイを作ろうと思ったのですか?
岸本:型崩れせずに、長く着てもらいたいと考えたから。だから、肉厚でしっかりとした生地感にしたかった。
あとは、こういうカットソー素材は他にはないから。だから、作る価値はあるかと思った。
―― このインレイ素材で初めて商品ができたときはどうでしたか?
岸本:正直、こんなん売れるんかなぁとは思った(笑)。
ただ、思った通りに上がってきたから、これならしっかりと好きになってくれる人がいるとは思ったね。
この素材感をちゃんと好きになってくれる人たちに届けられればいいのかなと。
―― こうやってみると、こんなに持っているんだと驚きましたが、
これだけ愛用している理由はありますか?
岸本:丈夫で、へたらない。これに尽きるな。
シンプルでなんにでも合わせやすいから、朝、気が付いたら手にとってしまうんよね。
あとは、このVガジェットなどのヴィンテージっぽい仕様も個人的にはすごく好きポイント。
こういうこだわりに愛着が湧いてしまうんだよね。
特に、夏場なんかは、生地が厚いから暑く感じるんじゃないかと思われると思うんだけど、
汗かいても生地が肌に引っ付いたりしないから、不快感が少ないところも
季節問わず、着てしまうポイントかもしれない。
丈夫さだけにフォーカスされてしまうけど、インレイの着心地の良さがいいね。
―― 岸本さんが考えるインレイのコーディネートや合わせ方はありますか?
岸本:通常のスウェットなんかと比べると、ボリューム感が少ないから、アウターを合わせても、
モコモコしないのはいいところかな。これからの季節ならGジャンと合わせて着てもらいたいね。
―― 岸本さんにとってのインレイの魅力はなんですか?
岸本:へたらない。伸びもない。縮みもしない。変わらない安心。
もはや安心「感」じゃないね。もう事実だし。
ずっと着ているけど、本当に縮みも伸びもしないから、自分が変わらなければ、ずっと着てられる。
こいつは変わらないから。あとは自分次第。
自分が変われば、インレイが着れなくなるから、ある意味自分への戒めにもなるね(笑)。
安心して、経年変化を楽しめるのがインレイのいいところ。
STAFF
02. 沖本
(MOMOTARO JEANS オンラインショップ店長)
2007年入社。
MOMOTARO JEANS の岡山地区の店舗スタッフとして従事し、
その後、MOMOTARO JEANS の店長として関東出店に貢献したあとに、
オンラインショップの店長に就任。
幅広いデニム・アメカジの知識と、店舗での接客経験を駆使して、
オンラインショップでの仕事に従事している。
ワイルドな見た目に反して、下戸で甘いものが大好きなアラフィフ。
―― インレイの愛用者でもある、沖本さんが思うインレイの良いところは何ですか?
岸本:これ見てもわかるように、何十回洗っても、型崩れしないからね。
安心して、経年変化を楽しめるのがいいところかな。
いい具合に色が落ちても、形が崩れてくたっとしてくると、
だらしなく見えるから、そうなるとなかなか着なくなってしまう。
だけど、JBJのインレイは伸びもしなければ、縮みもしない。だから、安心して着れる。
そういう意味で、一番の理由は、カジュアルなんだけど、ピシッとして見えるのが好きなんだよ。
俺もある程度の年齢になって、でろんとしたカットソーがどうしてもだらしなく見えてしまうから、
そういうのをなかなか着なくなってきて。
だらしなく見えないというのは、今の自分にとっては大きいかな。
―― なるほど、だらしなく見えないことがポイントなんですね。
他にインレイを使っていて感じることはありますか?
沖本:特に、俺はネイビーが好きなんだけど、ムラは激しいのに、
色落ちとしては予想しない方向に経年変化していくのが面白いよね。
ここまで色落ちしたからと言って、すごく柔らかくなったかというとそうでもないんだけど(笑)。
でも、着てしまうんだよな。
―― いい意味で着やすくなってないというのは面白いですね。ちなみに、これはどれくらい着ていますか?
沖本:そうだね・・・、もう少なくとも四年ぐらいは着ているよ。
そう考えると、すごいよね。まったくよれることなく、
経年変化だけしていくっていうのは、インレイのすごいところだよね。
―― 初めて見たとき、インレイをどう思いました?
沖本:初めて見たときは、すげえ堅いカットソーだなと思ったね。
ただ、従来のバスクシャツなんかとは、違う雰囲気を持っているから、初めからずっとお気に入りだったな。
お腹のぽっこりもあんまり目立たないから、余計にね。笑
―― おすすめのコーディネートとかありますか?
沖本:自社製品ではないんだけど、個人的にチマヨベストが好きだから、
ベストとの合わせは個人的にすごく好きだね。
俺はインレイをしっかりカットソーとして着たいんだよね。
そういう意味では、自分のマイルールに寄り添ってくれるアイテムかもしれない。
あと、インレイのWHTのカラーも好きなんよ。冬にWHTのインレイを合わせるのが、とくに。
あのWHTは、ナチュラルな白ではなくて、きれいな白だから、
冬場に暗くなりがちなコーディネート中でもしっかり映えてくれるんだよ。
本音を言うと、グレーも欲しい(笑)。
―― 最後になりますが、沖本さんにとって、インレイの魅力とは?
沖本:うーん、なんだろうな。でも、自分にとっては「秋冬の必需品」だね。
こういう話をしていると、余計に愛着が湧くから着たくなっちゃうね。
もう少し涼しくなってほしいよ。
あと、ボートネックも再販してほしいね(笑)。
どの瞬間もいい色だと思える、
インレイの良い証
STAFF
03. 室山
(ジャパンブルー 広報部 課長)
2017年入社。
四国中国のセレクトショップのチーフを経験し、ジャパンブルーに入社。
のちに、JAPAN BLUE JEANS 児島店の店長補佐や
デニム研究所 by JAPAN BLUE さんすて岡山店の店長を就任。
11年の店舗の経験と、持ち前の明るさを武器に、
2020年からは広報として、(株)ジャパンブルーのPRを行っている。
ポテトを愛しており、三食ポテトも辞さない偏食ぶりが特徴。
―― 室山さんはたくさんインレイを持っていますが、初めに買ったインレイはどちらになるんですか?
室山:初めて買ったインレイは、2018AW のこのグレーと白のバイカラーなんです。
それまでのインレイは、色味がメンズっぽいと敬遠していたのですが、
これを見たときにかわいいと思って、つい購入してしまいました(笑)。
ただ、着てみると、しっかりしている上に、スウェットより着心地が良くて、
気に入って、追加でカーディガンも購入してました。
―― そこからどんどんインレイの沼にはまっていったんですね。
室山:そうなんです。
しかも、その時期は、催事などで出張に行くことも多かったので、そういうときはほとんどインレイばかり着ていました。
一枚で様になるから、重ね着用の洋服もいらないし、着心地もいい。
そのうえ、シワも気にならないから出張では本当に助かりました。
―― 女性がインレイを着るうえで良いところなどはありますか?
室山:特に夏場なんですが、白を着ても下着の透けが気にならないところはすごくいいですね。
普段、夏に白のトップスを着るのをためらっていたので。
夏の季節は過ぎちゃいましたけど、個人的には、夏こそインレイの白を着てほしいですね。
―― 確かに、そのあたりは女性ならではですね。ほかに、嬉しいポイントはありますか?
室山:あとは、カラバリが多いところですね。だから、ついつい買い足してしまうんですけど(笑)。
個人的に好きだったのは、KN(2019SSのシーズンカラー)。
これはインレイの着心地を体現したカラーだと思って、これは絶対いるやつと思って、即決してました。
これもずっと着ているから、色落ちもし始めたんですけど、経年変化しても好きな色で、
こういうところは経年変化を大切にしているJAPAN BLUE JEANS だからこそだと思います。
どの瞬間の色味もいいと思えるものというのは、インレイの良い証だと思ってます。
―― ほかにインレイのおすすめポイントはありますか?
室山:身体のラインを拾わないところがすごく気に入ってますね。
自分が見たままの形で着用できるところがうれしいです。
個人的には、インレイのボトムスがあったらうれしいですね(笑)。
―― では、最後に室山さんにとって、インレイの魅力とは何ですか?
室山:スウェットのようなカジュアルな生地なのに、フォーマルなところかな。
かたくずれしなかったり、生地感がしっかりしているところがフォーマルという印象。
インレイの生地の在り方そのものが一本筋が通っている気がするんですよね。
多くの人を魅了するインレイ。
定番のWHT/NV/CHに合わせて、今季はバイカラーが復活!!
シックなCN(チャコール&ネイビー)か、カジュアルなBB(ベージュ&バーガンディ)か?
あなたもインレイの魅力を味わってみては?