大変好評いただき完売していた23SSの新作アイテムが数量限定で再入荷。
自然素材をもちいて、手作業で丁寧に染めた個性的なカラーのTシャツ。
夏のコーディネートに彩りを添える1枚を、この機会にぜひ。
天然染料による、個性ある色合いの
車輪梅(シャリンバイ)染め
九州南方海上、鹿児島市と沖縄本島のほぼ中間に位置する奄美大島。
その島の伝統技術である、車輪梅(奄美大島の方言でテーチ木)の染料を用いて染色する車輪梅染め。
天然染料による柔らかな赤味がかった色合いと、自然な染めムラが特長です。
この個性ある染料で、ジンバブエコットン100%、8.5oz度詰め天竺素材のTシャツを染色。
14番手/20ゲージのストレート糸で編み上げた生地は、均等な厚みを持ち、手触りや着心地の良さが特長。
ぎゅっと目が詰まった肉厚で頼もしい生地感です。
首元はへたりにくいバインダーネック仕様を採用。
バインダーネックとは、ボディの生地を別生地で挟みこんで縫製するネックの形状を指します。
伸びにくく耐久性にも優れており、また、裏の縫い目が着用した時に肌に触れないため気持ちよく着用できます。
1枚でもインナー使いでも、パッと目を引く独特のカラーを楽しめるプロダクトです。
GTB車輪梅染めTシャツ
MTS0100M31
Color: BRN
Size: S, M, L, XL, XXL
Quality: Cotton 100%
Price: ¥20,900 (Tax in.)
About / 車輪梅染めについて
こちらが車輪梅(テーチ木)の花。バラ科の植物で、枝が車輪状に広がり、花がウメの花に似ていることから名づけられたそう。各地方でも見ることができ、宮城・山形県以南から九州、沖縄の海岸付近に自生するバラ科シャリンバイ属の常緑低木。
乾燥や大気汚染に強く、奄美でも防潮林・防風林として畑や敷地の垣根などにも多く使用されています。
島の自然で育ったテーチ木は本土と比べ大きく育ち、幹は直径30㎝程のものも存在します。
この木の幹の芯や樹皮を煮出して出来上がる染液をまず作っていきます。
幹の芯や樹皮は赤味がかっています。この色は茶やワイン、柿等の様々な植物にも含まれるタンニン酸。タンニン酸は植物が身を守るための防衛物質だと考えられています。
奄美の場合は強い風や潮などの環境下と、島の土壌による影響で濃度の高いタンニン酸を含むテーチ木が自生していると言われています。
採取の際は自然環境に配慮し、約樹齢10年以上の木を選び、根を残し幹の部分を採取。採取した幹を細かくカットし、大釜に入れ16〜18時間焚き、煮だしていくと、少し甘い香りが工房に広がります。こうして、赤味のある染料液が出来上がります。
出来上がった染料を用いて、島に代々伝わる製法で職人の手作業によりしっかりと揉み込み染色されていきます。縫製まで完了している製品を抽出液の入った釜に投入し染める”製品染め”を施しているため、ラバーペイントである左袖のGTBライン(出陣ライン)も淡く染まり、味わいが生まれます。
染まりあがった生地は、橙色のような奥行きと渋みのある深い色合いに仕上がりに。
STYLING / スタイリング
Model:172cm / 64kg
T-Shirt / GTB車輪梅染めTシャツ M
Bottoms / GTBデニム・イージーパンツ L
デニムとも好相性の、素材の風合いを引き立たせるシンプルなシルエットのTシャツ。
天然染料による自然な染めムラも染料の性質として楽しんでいただきたい、
こだわりのプロダクトを是非。