2022.07.15MOMOTARO JEANS
カジュアルウエア・ワークウエアの素材として、
デニムと並ぶ定番素材のシャンブレー。
桃太郎JEANSでもブランド初期の頃より、
様々なアイテムで使用してきたマテリアルだ。
当然のようにスタッフ間でも愛用者の多い
シャンブレーシャツを、それぞれのスタイルで紹介。
デニムと並ぶカジュアルウエアの定番生地ながら、デニムよりもどこか上品な印象を醸している。
それもそのはず、シャンブレーのルーツは1500年代まで遡る・・・
フランスのカンブレー(Cambray)という町が発祥で、このCambrayが語源となり、英語でシャンブレー(Chambray)と呼ばれるようになった。
当時、フランスのカンブレーには司教座聖堂が置かれており、聖職者のワークウエアとして使われていたとされる。
薄手で軽く通気性がよくソフトな肌触り、丈夫で動きやすいことからワークウエアとしても優秀であるからであろう。
シャンブレーとは、タテ糸に色糸、ヨコ糸にさらし糸と呼ばれる白糸を使って
平織り(タテ糸とヨコ糸が交互に交差する織り方)にした生地のことを指す。
糸が交差する組織点が多いため摩擦に強く、耐久性とハリがあり、薄手のシャツによく使われる。
白糸と交互に重なるため、タテ色の色糸がインディゴなら白と中和され水色のような発色になり、淡く上品な色合いに仕上がる。
また、霜降り効果と呼ばれている霜が降りたような白い斑点模様が生まれるのが特徴。
ご紹介するワークシャツ、MS033 / SJ091では旧式力織機で織り上げた、5ozのオリジナル・セルヴィッチシャンブレーを使用。
良い意味で粗野な雰囲気を出すためにムラ糸をチョイスしている。
デニムとの違いは?
デニムもタテ糸に色糸(主にインディゴ)、ヨコ糸はさらし糸で組成されるが、シャンブレーとの大きな違いは「織り方」。
シャンブレーは平織りで薄手、デニムは綾織りで、やや厚手であることが多い。
綾織りとはタテ糸を2本もしくは3本浮かせ、1本を下にくぐらせ交差させてつくられた生地であり、
出来上がった生地を表から見ると斜め方向に連続する綾目が確認できる。(裏面も同様)
タテ糸(色糸)が表に、白のヨコ糸が裏に出る割合がそれぞれ多いため、デニム生地は表裏がはっきりと分かるようになっている。
シャンブレーはシンプルに糸が交差しているだけなので、表も裏も全く同じ見え方になる。
結果、デニムはカジュアル感が強く、シャンブレーはカジュアル感に上品さを併せ持つ。
ID
RED
NTU
MS033 / 5ozシャンブレーワークシャツ / ¥14,300(Tax in.) BUY
無骨感×さわやかシャンブレーブルー
ーーーシャンブレーシャツは無骨なアイテムですが、無骨になりすぎないところが好きです。
色が落ちる前の発色の良さも個人的にはお気に入りです。
こちらのコーディネートでは、シンプルと無骨さのバランスを意識しました。
無骨に仕上げても無骨になり過ぎず、ジーンズの色落ちも際立つお気に入りの組み合わせです。
(桃太郎JEANS 高円寺店:大杉)
ーーーヘビロテで着用しており、洗濯によるフロント部分の生地の皺と、空環がヴィンテージ感プンプンで気に入っています!
また、長く着たことによる色落ちも自分で育てたシャツ感があって嬉しいですね。
全身をインディゴ染のアイテムで揃え、それぞれの経年変化を楽しむコーディネートを楽しんでいます。
(桃太郎JEANS 岡山店:原田)
デニムが映えるアメカジ定番!
赤色シャンブレー
ーーーアメカジ定番の赤色シャンブレーは、季節問わずいつでも着やすく、インディゴデニムとの相性も抜群なところがお気に入り。
赤色シャンブレーと相性抜群のデニムと、インナーにはシンプルに、白系無地TEEを合わせたコーディネートで夏場でも涼しげな印象に。
(桃太郎JEANS 味野本店:内田)
合わせるアイテムを選ばない万能カラー
ーーー年中通して着用でき、シンプルなデザインなのでどんなコーディネートにも合わせることができるところがお気に入りです。
コーディネートは夏らしく、シャンブレーシャツはナチュラルカラー。
巻スカートで女性らしさを出し、ボーダーTシャツ(07-024)で少しボーイッシュさを取り入れてみました!!
どんな方でも簡単にできるコーディネートです。
(桃太郎JEANS 京都店:武村)
ID
RED
SJ091 / 出陣シャンブレーワークシャツ / ¥15,400(Tax in.) BUY
出陣ラインとベストマッチ!
インディゴブルー
ーーーシャンブレーは生地が軽いので年中とても着やすいのが気に入っています。1枚でも、羽織のようにも使えるのでとても便利。
シャンブレーのアメカジ感に、タイトなスカートとヒールを合わせ、頭にスカーフを巻いて
女性らしい着こなしのコーディネートです。
(桃太郎JEANS 味野本店:杉井)
アメカジ感を存分に楽しめる!
出陣ライン入りレッド
ーーーアメカジでは定番の赤シャンブレー(赤シャン)。
ヨコ糸にさらし糸を使っているため、生地表面が真っ赤ではなくピンクがかっているのが着やすさの要素の一つです。
シャンブレーにはインディゴブルーのジーンズが鉄板ですが、ホワイトデニムで少し外してみました。
摩擦による色移りは気にしない!
(桃太郎JEANS EC店:沖本)
年齢・性別・スタイルを選ばないシャンブレーシャツ。
これから迎える夏本番も屋外では日差し除けとして、
室内では冷房対策としても役に立つ。
汗をかいても気軽に洗濯できてすぐ乾く、
薄手のシャンブレーシャツは夏にこそ持っておきたい。
こちらのシャツ(MS033 / SJ091)は
今秋にややゆったりめに
サイズリニューアル予定。
タイト&ショートなシルエット感が
お好きな方はお早めに。